朝、鏡を見たら小さなニキビがポツンとできていて憂鬱な気分になったことはありませんか?
私も、学生時代に一時期とてもニキビができた時期があって、あのころはとても悩んでいました。
一番外見が気になる時期なので、ニキビのせいで積極的になれなかったり、顔を上げられないで下ばかり見ていたこともありましたね。頑固なニキビに悩まされ、思いつめた人は自殺さえ考えるそうですから、たかがニキビと考えない方がいいです。
ところでニキビの初期段階の「白ニキビ」は、自分でなんとかできる段階でもあります。正しいケアをしてニキビがひどくならないように気を付けたいですね。
白ニキビのビジュアルは?
ニキビには、赤ニキビや黄色ニキビなどニキビの成長段階でいろんな呼び方があります。
白ニキビは、ニキビの症状の中では一番軽い症状。まず見た目が、他のニキビと比べて小さく、ニキビの中央が白くなっているか毛穴がなく少し膨らんでいるかのどちらかです。
この白くなっている場合は、中央部分に皮脂が溜まり盛り上がっている状態。
一方、毛穴が見えずただ少し盛り上がっているのが見える状態も白ニキビと呼ぶことがあります。白ニキビの状態では、特に痛みもなく小さいので、目立つ場所にできていないならあまり気にしない人も多いです。
白ニキビの肌の中はどうなっている?
毛穴の大きさに対し、皮脂の分泌量が多かったりすることで毛穴が詰まることがあります。
毛穴の中は皮脂が溜まり、毛穴が少し盛り上がった状態ですね。毛穴が詰まる時は、角質が固くなり詰まることもあります。
白ニキビの状態ではまだ雑菌がほとんどない状態なので、炎症などをおこしていません。
白ニキビは潰していい?
白ニキビはただ皮脂が詰まっているだけなため、中の皮脂を出しても大丈夫です。
ただし、肌がデリケートになっているので、正しい方法で皮脂を出しきちんとアフターケアまでできないのなら、やめた方が無難。
白ニキビを潰す時、つい指でつまんで中身を出そうとしていませんか?
運よく芯まできれいに取れることもありますが、それは稀なケース。
指はきれいに見えても、意外と雑菌がたくさんついているものです。そんな手でニキビを触れたら、ニキビが悪化することもあります。
白ニキビの潰し方
まず、白ニキビの毛穴が空いているかどうかを確認しましょう。
もしただ盛り上がっているだけで芯が見えないなら、中の皮脂を取り出すのは難しいです。蒸しタオルで毛穴を開きやすくしたり、お風呂上りにやると、毛穴が柔らかくなっているのでやりやすいです。
おすすめはコメドプッシャー。
楕円の輪っかのような形をしており、これでニキビを挟んで盛り上がっている周囲を押してニキビの芯を押し出します。
もしうまく芯が取れないようなら、無理やり力を入れて取ろうとしないこと。取れないと気になってしまいますが、無理に取ると傷や色素沈着をおこしてしまうこともあります。
潰した後のお手入れ方法
ニキビを潰したあとは、できるだけオイルを含まない化粧水などで肌を保湿します。
化粧水をつける時は、一度手を洗ってからつけるようにしましょう。コットンなどでつける方法もありますが、ニキビに刺激を与えやすいので手の方が無難です。
化粧水は、ビタミンC誘導体の配合されているものがおすすめ。
ビタミンC誘導体は、抗炎症作用をはじめとした効果が期待できるので、ニキビケアしたいなら積極的に取り入れたいアイテムです。ただ肌に合わないと意味がないので、普段から使っている化粧水を使うか、ビタミンC誘導体入りの化粧水を使うならバッチテストをしてから使用するようにしましょう。
まだ目立ちにくい白ニキビとはいえ、一度できると元の肌に戻すのは時間がかかります。
もし潰すなら、絶対に無理はしないこと、これが肝心です。